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イム・スジョン、「チョンスクは生まれつきお金が好き…ヤン・セジョンに心を寄せていたかも」『ファイン:田舎者たち』インタビュー

MHN|2025-08-26 22:08

ディズニー+のシリーズ『ファイン:田舎者たち』でヒロインを務めた女優イム・スジョンが、自身が演じたヤン・ジョンスク役についての感想や、キャラクターに関するビハインドストーリーを語った。

最近、ソウル・鐘路区のカフェでイム・スジョンにインタビューを行い、ディズニー+シリーズ『ファイン:田舎者たち』でのヤン・ジョンスク役について話を聞いた。

ジョンスクは経理出身でフンベク産業の女主人にまで上り詰めた野心家。独特の嗅覚で金の匂いを嗅ぎ分け、男性たちを巧みに操りながら欲望を実現する人物だ。

イム・スジョンはジョンスクについて「正直で主体的なキャラクター」と紹介。「自分の欲望のためだけに動く。信念自体は正しくないかもしれないが、極めて主体的な人物で、その点がとても魅力的だった」と、演じた感想を明かした。

ジョンスクは企業会長の妻として十分な富と名誉を手にできる立場でありながら、それに満足せず次々と計画を立てる。「なぜそこまで?」という疑問も湧くが、イム・スジョンは「(カン・ユンソン)監督ともよく話し合ったが、ジョンスクは生まれつき、本能的にお金が好きで権力を欲しがる人間だと言われた。世の中にはこういう人もいると思うし、私も同意した。その本能的なお金への執着にフォーカスして演じた」と説明した。

本作の舞台は1970年代。イム・スジョンは見た目から話し方まで当時の女性になりきった。前作『コベブ』(2023)も同時代が舞台だったため、今回の役作りがよりスムーズだったという。

「『コベブ』では70年代の女優役を演じ、その時代独特の話し方などをたくさん披露した。そのクセが自然と身についていたように思う」と満足気に語った。

劇中ではチョン会長(チャン・グァン)、イム・ジョンチュル(キム・ソンオ)、オ・ヒドン(ヤン・セジョン)の3人の男性と微妙な感情のやり取りが描かれる。恋愛感情が垣間見える反面、欲望を叶えるため利用しているようにも見える。イム・スジョンの繊細な感情表現が際立つ場面だ。

イム・スジョンは「原作ではジョンスクは恋愛を大したことだと思っていない。人間関係にも長けており、権力やお金といった目標のために気にしない。しかし、今回のドラマでは恋愛にやや不器用な人物として描かれている」と、原作との違いに言及した。

3人の男性の中で、本当に心を寄せていたのは誰だったのかという質問に対し、イム・スジョンは「ジョンスクの立場から言えば、ヒドンを秘かに想っていたのではないか」と答えた。

「最初は単なるハプニングだと受け止めていたけど、次第に心を寄せていったのかもしれない。ヒドンがソンジャ(キム・ミン)のためにお金を借りに来たとき、普段なら損得を徹底的に考える性格だが、今回はすんなりと貸して、返さなくてもいいと言う。そこにはヒドンへの特別な思いがあったのだと思う」と説明した。

ヒドンと密室で交わされたベッドシーンも大きな話題を呼んだ。イム・スジョンは「香港映画『花様年華』(2000)のような雰囲気を意識した」と撮影の裏話を明かした。

「密閉された空気感と赤みがかった照明、蒸し暑さが設定されていて、雰囲気に圧倒されるような演出だった」と振り返る。

「でも、ヒドンに対して恋愛感情があったわけではなかったと思う。空気や雰囲気に流され、プレゼントとしての期待もあった。ヒドン自身も自然な流れでそうしたのだと思うし、後にヒドンはジョンスクを人間的に哀れに思うようになる。ジョンスクは密かにヒドンへの想いを募らせていく」と付け加えた。

なお、『ファイン:田舎者たち』は8月13日に全11話が一挙公開された。

「この記事は、元の韓国語版をAIの助けを借りて翻訳し、その後、ネイティブの記者が編集しました。」

写真=ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリア

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* 本記事は MHN Sports 提供です。

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