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開館11周年のDDP、今年入場者2,000万人突破が視野に

デザインと都市が融合する複合文化空間「DDP(東大門デザインプラザ)」が、開館11周年を迎え、世界的な「ホットスポット」として確固たる地位を築いている。今年末までに延べ2,000万人の来場者突破が現実味を帯びてきた。
ソウルデザイン財団によると、今年1月から現在までに、DDPの訪問者数はすでに1,000万人を超えており、秋から冬にかけては大型展示やイベントが相次ぐことから、年間2,000万人超えが見込まれている。
昨年、開館10周年を迎えたDDPの訪問者は1,729万人となり、過去10年間で累計約1億人が足を運んだ。
複合文化施設としてのDDPは、昨年の稼働率が79.9%と高く、イベント間の準備期間を踏まえても事実上一年中「フル稼働」だったとされる。これは一山のKINTEX(54%)、釜山のBEXCO(61%)を大きく上回っている。
現在デザインミュージアムで開催中の「ジャン・ミシェル・バスキア特別展」は、2028年3月まで予約が埋まっており、今後の盛況が期待されている。
DDPのシグネチャープログラム「ソウルライトDDP」は、222メートルの外壁を超大型メディアアートキャンバスとして活用する夜間イベントであり、過去7年間にわたり内外の観客数が増加中。昨年は138万人が来場、夏シーズンの11日間だけで約51万人を動員した。今秋28日からのシーズンには、ローラン・グラソ(フランス)、アカ・チャン(台湾)など、世界的アーティストが参加する予定だ。
また、映像やブランドのシーンにおいてもDDPの存在感は拡大している。韓国のドラマ「善宰をおぶって逃げろ」「星から来たあなた」「ヴィンチェンツォ」「クイーンメーカー」などの撮影地であり、今年5月にはディズニーコリア主催の「スター・ウォーズ・デイ2025」も開催された。
中国人気バラエティ「奔走吧兄弟 シーズン4」、米国ドラマ「センス8」、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」や「好きだった君へ 全ての男たちに」ファンミーティングなど、グローバルイベントも次々と実施。その他、ポルシェ、サムスン電子、フェンディ、SKテレコムなどの広告撮影地としても注目を集めている。


下半期のスケジュールも盛りだくさんだ。
今月28日から30日には「ソウルビューティーウィーク」、9月1日から7日には「ソウルファッションウィーク」が連続して開催される。29日からは国際デザイン&アート展示会が始まり、9月1日からはアジア初の「デザインマイアミ」展がDDPで展開される。ロンドン、パリ、ニューヨーク、ロサンゼルスなどを拠点とする16のデザインギャラリーが参加し、国際的なネットワークを広げる。
10月には「2025ソウルデザインウィーク」が、「Design, Designer, Design Life」をテーマに都市全体のデザインエコシステムを連携させる予定だ。
観覧動線にも深みが増す。設計者ザハ・ハディドの理念や東大門一帯の歴史を探る建築ツアーが常時運営され、昨年試験的に実施された「DDPルーフトップツアー」は、11月から正式運用される見込みだ。
商業圏との連携も強化されている。
DDPは近隣のショッピングモールや店舗と連動した「DDP東大門スーパーパス」を発行し、来場者の地域消費も促進。東大門の代表的なファッションタウン「ミリオレ」7階には「ソウルデザイン創業センター 第2キャンパス」が設置され、新進デザイナーの実験の場「デザインプレイグラウンド」として運用される予定だ。
ソウルデザイン財団のチャ・ガンヒ代表理事は、「DDPは世界のデザインと芸術が集まるオープンな場として、誰もが優れたコンテンツを体験できる。今後もソウルの創造性とデザイン力を世界に示す公共文化プラットフォーム、そして公共性と芸術性のバランスを追求する世界的デザイン空間へと進化し続ける」とコメントした。
「この記事は、元の韓国語版をAIの助けを借りて翻訳し、その後、ネイティブの記者が編集しました。」

写真=연合ニュース, DDP
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* 本記事は MHN Sports 提供です。